祖父の葬式時での出来事

祖父の葬式時での出来事

私の父方の祖父は、私が中学生の時に亡くなりました。糖尿病が悪化して、人工透析をしていたのですが、体力が落ちすぎて人工透析ができなくなったのが原因です。私の親戚は全国に散らばっているので、まず親戚一同が葬式会場にたどり着くのに時間がかかりました。通常、お通夜は亡くなったその日なのですが、間に合わない親戚が多かったので、翌々日の夜に行いました。
お通夜は滞りなく終わり、みんなバラバラのホテルに泊まりました。その日は市内のホテルが結構いっぱいで、バラバラに宿を取るしかなかったのです。これがまた面倒でした。全員土地勘がないので、自分の泊まるホテルがどこなのかよく分からず迷う人が多かったのです。なるべく同じホテルに固めた方がいいなと心から思いました。
お悩みの方はいわき市 家族葬チェックです

 

葬式は通夜に来た人がほとんどでした。葬式自体は滞りなく終わったんです。葬式が終わって、棺の中の祖父に最後のお別れをしようと思ったら、参列者の後方から喪服を着た4人の高齢女性が棺に駆け寄り「幸次郎さーん!!」と棺に縋り付いて泣き叫び始めたのです。空気が凍りました。呆然としながら、私は隣にいた父に尋ねました。「幸次郎って、誰…?」父も呆然としながら答えました。「オヤジの名前だ…」そしてさらに「あんたら私の亭主に何をー!!」と叫んで暴れようとする祖母と、それを止める叔父たち…。あれは思い出したくもない修羅場です。葬式の時くらい静かに送り出したかったです…。